あなたが見ていたのね

あなたが見ていたのね



夕日の差し込む教室
誰もいないこの場所で
いつもの私だけの秘密の遊び
honto?
この机じゃなきゃダメなんだよ
この角に恋してる
手で机を掴みながら腰を動かすたび
机がカタカタと小さく揺れている
恥ずかしい 恥ずかしい 恥ずかしい
大好きだよ
頭の中が真っ白になって
体が宙に浮いていく
もう動けない力が抜けて届けるまで
静けさの中ふっと感じた
振り向いたその先に
あなたが見ていたのね


忘れ物を取りに来ただけ
夕日の差し込む教室
そこで見てしまったの
こんなことするの私だけじゃないんだ
あの子が私の机に向かって体を揺らしている
私の机で
え?あ、そういうこと
息を殺して見つめていたら
ドキドキは激しく鳴り響く
どうしよう どうしたいどうしよう
どうしたい
頭の中が真っ白になって体が熱く燃えている
もう逃げられない喜び
恥ずかしさでfuck-u私の体
その瞬間願った
あの子の驚いた顔


夕日の差し込む教室
二人の時間は止まってた
目が合ったまま動けない
どうしようどうしたい
あの子は耳まで巻くカーデン
私は一歩近づいた
パンと響くピンタの音
あの子の頬が赤く染まる
どうしよう どうしたい
どうしよう どうしたい
頭の中が真っ白になって
二人の時間が動き出す
もう隠せない 抱きしめた震えるボディ
耳元で囁いた
小さな声で
私も見ていたのよ
Ai-ai-ai-ai-ai

あなたも見ていたのね

一見奇妙な「＊への執着」を描いた歌詞の裏に隠された真のテーマを掘り下げます。
そのテーマとは、同性への秘めた恋心であり、直接想いを伝えられない二人の少女が、相手が触れる「＊」を介して間接的に愛情を表現していたという解釈が示されています。
さらに、目撃者の少女が抱く自己認識の衝撃や社会的な不安、そして「一人ではない」という喜びが複雑に絡み合う青春の一瞬の感情の臨界点が、この曲の核心であることが説明されています。最終的に、タイトルの「あなたが見ていたのよ」の曖昧さが、愛する者と愛される者の関係性の反転と相互理解を象徴している